「好き」という終わり

言葉は呪いだという。

言葉によって物や概念を縛ることは、呪いだという。

 

特に「好き」という言葉はその力が強いと思う。

そして、「すき」よりも「好き」の方が強い。

 

 

 

「好き」って言うと、その対象の全てを知っていなきゃいけない気がする。

 

鬼束ちひろが好きなんだよね」

「え、うちも鬼束ちひろ好き!『帰り路をなくして』って知ってる?」

「知らない、、、あ、でも『X』なら知ってる!」

「うちそれ知らんわ、、」

 

これめっちゃある。

(この後に「じゃあ一緒に開拓しようか」って言えないあたりコミュ障なんだなと)

 

 

 

 

 

それから、

 

 

「好き」は終わりの言葉のように感じる。

それ以上もそれ以下もない、ただ一点の感情。

 

うまく言えないんだけど、

「好き」と言ったら、終わり。それだけ。