瑠璃子お嬢様

 

この間の相棒スペシャルがめちゃくちゃおもしろかった。(ネタバレあり)

広瀬アリスが「瑠璃子お嬢様」っていうヒロイン役で出てた。

 

 

瑠璃子お嬢様はとてもお金持ちの家に生まれて、父親と一緒に恵まれない子供たちへ施しを与える活動をしていた。

優しくて気品もよく美しい女性。

 

 

でもある日、彼女は知ってしまった。

家が持っているたくさんのお金は、実は父が不正に手に入れたものだということ。

自分の裕福な生活はその不正によって成り立っていたこと。

不正がなければ、自分は”施される側の人間”になっていたこと。

 

 

しかし瑠璃子お嬢様が一番心を乱したのはその事実ではなく、

自身の「施される側になりたくない」という感情に気づいてしまったことだった。

 

 

その後瑠璃子お嬢様は自殺した。

自分は”施す側の人間”でしか生きられない、生きたくないということを認めてしまって、

これから自分が変わっていくことが分かってしまった。

それが死ぬことよりも怖かった。

 

 

 

 

世界では貧困問題とかテロ問題とかたくさんあって、

それを解決しようといろんな人がいろんな活動してるけど、

 

なんでするんだろう?

 

 

平等で明るい社会のため?

悲しいことは嫌だから?

 

それとも、

 

 

自分が当事者になったら嫌だから?

 

 

悲しみや憎しみに同情したり、解決したいと思ったりする心に、

「来世はそういう場所に生まれませんように」

って気持ちはどれだけあるのかな。

 

 

それが必ずしも悪い感情だとは思わないけど、

 

じゃあ瑠璃子お嬢様はなんで自殺したんだろう。